何も為さずに終わる人生

 忘年会の幹事を決めるようなシーズン。本当に信じられないよな。もう十二月になるということだ。なぜだか知らないが焦燥感に駆られがちな師走。私もまた、目に見えない何かに追われている。何かを成せよ!

 何を成せというのか。アイデンティティは便の形もろとも消え去った。アイデンティティの喪失は薄々気づいていたのだけど、下痢に悩まされて眠れない夜を過ごしている間にその喪失は確定されることとなった。最近は人に合わせてヘラヘラしている事の方が多いし、私が好きなものは何だ?という問いかけに対して曖昧な返答しかできない。アイドルでしょ、と思っていたけれど今はそこまで熱を上げられていないのが現状である。

 好きな物が変遷するのは良いとしよう。一途ではないのは偉くないかもしれないが、好きな物があるのはいいことだ。一番金を使っているのは本、しかしながら奴らは値段が張るからというだけのこと。小説、短歌、そんなもん。短歌に関してはもう少し詳しくなれば自分でも満足いくものが詠めるかもしれない。本に関しては、完全に金が足りていないから京都市の図書館カードをいい加減作るべきではある。最近の読みたい本と言えば大抵は単行本だし。

 陶芸も好きだし最も時間をかけているが、惰性でやっている感が否めない。もう少し作りたい物を明確にして満足のいく物をつくるようにするべきなのだろう。

 何が言いたいのかというと、心から好きな物がねーのですわ、ほんまに。このままだと本当に酒を飲んで大学生活が終わる。アカン。就職もできずに。人生ドロップアウト

 殺す価値もないくらいにクソみたいな人生を歩んでいてもうアカンわ。

 明日になったら大腸癌が発覚し、治療費を出そうとする親を見て「俺のことはいいから妹の夢を叶えるためにそのお金を使ってください」っていう遺書を残して失踪したい。それだと妹は兄の自殺という重みを背負って夢を追わなくてはならないのか。それはそれでかわいそうやな。よかれと思ってしたこともだれかの重荷になったりする。クソだわほんと。