EScapeのお話

 ネタバレあるかもだぜ。 

 

 melty fantasia.

  言葉に真剣ではないからfantasiaがなんなのか知らなかったが……「幻想曲」だそうで。≪形式に囚われずに自由に展開した楽曲≫。実際に幻想曲を意識して聞いたことがないから実際のところはよく分からないのだが、melty fantasiaという題名で表そうとしたのは人間の感情でしょうか。定型なしに織りなされていくはかない感情。予定調和ではあり得ないもの。

 『昏き星、遠い月』ぶりに世界観がストライクだった。人類は大戦の反省を受けて感情を持たぬAIに自らの運命を委ねた。そんな世界では不幸ではないけれど幸せでもない。大戦で一本、AIに支配される世界に生きにくさを感じる人間で一本、ドラマ中に出てくるレジスタンス活動でさらに一本。妄想の幅が広い。私は書けないからミリオンライブSF部のみなさんの書いた物が読みたい。

 

 ここからは私の妄想の話です。

 作中ではレジスタンスのリーダーだった千早。千早のレジスタンスには人間だけじゃなくてロボットも参加していたとか。「ロボットと人間とが手を取り合えばさらなる進歩を目指せる」と言っていて、自己学習ロボットに感情を芽生えさせてしまう女だったそうで。

 千早にはツムギ、ミズキ、シホという亡くなった友人がいたと言っていましたね。この三人は多分ロボットです。戦闘用ロボットだったのかどうかは知らないけれど、まあレジスタンスに参加して亡くなるのだから戦ったんでしょう。

 マザーAIはこの「亡くなった」ロボットを汎用セリカ型に回収させたんでしょう。回収して何をするかというと、修理して、記憶メモリを初期化して。最新装備をつけさせて、処理メモリも最新のものにして。代わりに戦闘で使うような装備は取り外して。一連の過程を経て出来たのが「識別コード33、44、51」。

 その三体をレジスタンスを引退した千早の元へ。介護ロボットだのなんだのと言って押しつけたのだろうが、千早の家に到着して早々、ツムギ(識別番号忘れた)が「私たちは監視に来た」という。ミズキが「言うべきでない」とも言っているが、これは逆にこの二体の役目が監視であるということへの説得力を増やす。これらの発言はツムギ、ミズキの意思ではなくマザーAIによる命令なんですよ。

 ぶっ壊れたと思っていたロボットの友人と全く同じ顔で、「お前を監視しに来た」なんて言われたら私は精神を病みます。これが社会の中の不安因子を処分することには躊躇がないマザーAIの作戦です。レジスタンスのリーダー千早は精神を病んで自殺、ないしは発狂した、ということにして処分しようと思った。少しまどろっこしい気もするが、外出できないくらい衰弱している千早を不慮の事故に遭わせるのは難しそうなので。

 

 

 疲れていて文章が書けません。。今日は以上、もっと構想が広がればピクシブに上げられるものを書きたいね